＜オオセッカ＞    体長　13cm

　　実は世界に３〜４千羽ほどしかいない、絶滅危惧種ＩＢ指定の鳥。夏になると、青森県にその多くが渡ってきて繁殖をする。

　　　川の近くや田などの湿地にある背丈の低いヨシ原に生息。右下の図のように放物線を描くように草むらの中から飛び出し、頂点の当たりで数秒間、チュクチュクチュクとマシンガンのように早く鳴き、草むらの中に入り込む。ヨシが生えているところに住んでいるくせに、あまりヨシに止まっているところを見かけることはない。

　　見分け方としては、１、特徴的な鳴きながらの放物線形飛行　　２、割と似ているコヨシキリよりも色が薄く、尾羽がばさばさしていてまとまっていない